タイトルにあります通り、単独ですが走行中に転倒してしまいました。
自分の身体は無事だったものの、フロントフォークに傷が残ってしまいました。(ホイールも歪みましたが乗ると重みで矯正された)
地面に手をついて顔面からの落車は防げたのですが、なかなかのショックを受けてしまいました(笑)
ロードバイクはスピードが出る乗り物であるために大きなケガにつながる可能性が十分にあります。
転倒した時の恐怖を忘れないうちに、ロードバイクに乗っている方、これから乗る方に向けてロードバイク事故についてまとめてみました。
どんなところで転倒をしたか
まずどんな転倒をしたかご紹介します。
わたし自身はケガはなかったのですが、自転車のフロントフォークとシャフトがキズモノになってしまいました。
路側帯のない道路で白線あたりを走行中に急にアスファルトが経年劣化で波打ちだして、気づかず凹凸にタイヤがはまりました。
後ろからくるまも来ていて右に寄ることも出来ず、なんとか左側を走ろうと段差に上がろうと苦戦していると車体が転倒。
地面に手をついたおかげでケガがなかったのは良かったのですが、車体がキズモノになってしまい、思い出すと悔しいです・・・。
走ってるとこういうこともあると思いそんな気持ちを抑えていますが、もう転びたくないので自転車事故についてまとめてみました。
自転車事故の8割は自動車との事故!
2022年度のロードバイクを含む自転車関連の事故件数は7万件近く発生しており、自転車事故は全交通事故件数の23.3%となっています。
その7万件の事故件数の67%は交通ルール違反であり、下のグラフのように安全運転義務違反(ハンドル・ブレーキ操作や前方不注意、安全不確認など)が半分以上を占めています。
そのほかにも「交差点安全進行」や「一時不停止」も多く、自転車事故は交通ルール違反により発生したことが多いといえます。
また自転車事故の内訳の8割近くは自動車との事故となっており、事故が起こった場合は大きなケガにつながる可能性が高いです。
上の統計はロードバイクだけじゃなく、ママチャリなどすべての自転車が対象になっています。
ロードバイクは前傾姿勢のためにママチャリと比べて周囲の確認がしずらく、スピードも出る乗り物です。
よって事故が起こった場合の運転手が大きなケガを負う可能性はより高いです。
自動車も走る車道を走るので、自分を守るためにしっかり交通ルールを意識して走りたいものです。
警察も交通ルール違反取り締まりを強化している
SNSに上がっている動画で最近よく見るのですが、警察の自転車に対して交通ルール違反の取り締まりを強化しているようです。
調べてみますと今年の8月から10月ごろにかけて、東京や埼玉などで取り締まりを強化している記事が出てきました。
強化している理由としては、下記のことがあるからのようです。
- 年々自転車起因の交通事故が増えている
- 警察に自転車取り締まりの要望が多く寄せられている
- その要望のなかには信号無視、一時不停止、歩道通行、右側通行の違反が多い
前の項目に挙げたように自転車事故は運転手の交通ルール違反が原因のものが多くを占めています。
警察内部でも自転車はマークされており、これからも自転車の交通ルール違反が目立つようであれば罰則強化なども考えられるかもしれません。
警察に取り締まりをされた場合には切符を切られてしまい、下記のような流れになっています。(警視庁交通部作成資料から引用)
上記のように取り締まり自体に大きな時間がかかり、その後に場合によっては出頭しなければいけません。
「免許もない自転車なのに・・・」って思うくらいですが、これから事故件数が多くなったりするとこれが普通になるかもしれません。
事故を起こさないための乗り方は?
事故を起こさないためにはやはり「周囲を確認して走る」に限ると思います。
「交通ルールをまもるために標識を確認してそれに従う」、「前方をよく見て道路の状況(縁石、道路の凹凸、落下物)を把握する」など、周囲をよく見て走ると防げることが多いです。
わたしも後ろの自動車に気を取られて道路の凹凸は見てませんでした・・・。
自転車にキズが入ってしまいましたが、壊れなかったし、くるまにも轢かれなかったので、不幸中の幸いだったと考えてますm(__)m
またロードバイクの特徴と事故防止方法は、
- タイヤが細い ←数センチの段差も乗り上げられないことがあるので路面の凹凸が激しい場合は歩道をゆっくり走る
- 前傾姿勢のため周囲の確認がしづらい ←バーエンドミラーやリストバンドタイプミラーなどをつける
- ライト関係は付いていない ←前方をしっかり照らせるライト、後続車に位置をアピールするテールライトをつける
- ビンディングペダルをつけている ←とっさの急停車で転倒しないようにビンディングも外せるように練習しておく
などあり、ママチャリとは違う構造のために気を付けることがあります。
特に4番目に関して、わたしは子供が急に飛び出してきてビンディングが外せなくて転倒したことがあります(-_-;)
乗っている時間が増えるといろいろなことが予想しないことが起きてしまいます。
経験にはなりますがやはり嫌な思いをせずに乗りたいので「かもしれない運転」で乗って損はないと思います。
まとめ
自転車起因の事故件数は増えてきており、警察も自転車に対して取り締まりを強化しています。
特にロードバイクの事故はスピードも出ることから死亡事故につながりやすいです。
楽しく安全にロードバイクに乗り続けるために周囲の状況を見て走ることが大切になってきます。
ひとりひとりが交通ルールを守って、「ロードバイクに乗っている人はマナーがいい」と思われるような走り方をしていきたいですね。