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ロードバイクって初心者が乗っても大丈夫?クロスバイクの違いも解説!

ロードバイク外観図

「ロードバイクって本気すぎるし、初心者の自分はまだいいや・・・。」

ロードバイクを乗る前はそんな思いがありました。

私は健康のために自転車を始める前はクロスバイクを購入する予定でした。

一番の大きな理由は、ロードバイクはなんか本気すぎるイメージがあって遠慮してたからです。

ですが納車が半年以上かかると言われ、ロードバイクなら2週間で納車だったのでそのまま購入しました。

乗って分かったことは、

ロードバイクは楽しくて初心者の方にもおすすめ!

です。

初心者の方がロードとクロスでどちらが自分が買うべきかの参考にしてもらいたくて記事にしました。

この記事でわかること

  • ロードバイクとクロスバイクとの違いが分かる
  • それぞれの違いから、自分にはどちらの自転車が合っているか分かる


ロードバイクとは?クロスバイクとの違いは?

ロードバイクの特徴

ロードバイクの主な特徴として以下があります。

  • ドロップハンドル
  • ロードバイク用コンポーネント搭載
  • 細いタイヤサイズ
  • ハンドリングがキビキビとしたフレームのジオメトリー

ドロップハンドル

ロードバイクのドロップハンドル

ドロップハンドルといわれるロードバイクの一番の特徴ともいわれる部品です。

これにより前傾姿勢になって、ペダルに体重を乗せることができ、空気抵抗が小さくなり早いスピードが出せます。

ドロップハンドルには握る場所が4か所あります。

ブレーキ・ギアチェンジがもっともしやすい「ブラケット」、クロスバイクのような握り方ができる「フラット」、より前傾姿勢にできる「ドロップ」、リラックスした握り方ができる「ショルダー」があります。

目的に応じてさまざまな握り方ができるので、効率よくサイクリングができます。

また人間は自然に立つと親指と人差し指が前を向きますが、その自然な状態でハンドルを握れるために腕が疲れにくいのも利点です。

しかしブレーキ・シフトレバーはSTIレバーという名称で、操作は独特なので少し練習がいります。(すぐに慣れます)

ロードバイク用コンポーネント搭載

クランク拡大図

コンポーネントとは自転車を構成する部品の集まりのことをいい、おもにクランク・スプロケ・チェーンなど駆動系やブレーキ系部品のグループのことです。

もっともポピュラーなシマノのコンポーネントには、ロードバイク用コンポーネントとマウンテンバイク用コンポーネントがあります。

ロードバイクには基本的にロードバイク用コンポーネントが搭載されており、マウンテンバイク用よりもハイスピード向けになっています。

コンポーネントにはグレードがあり、「105」「ULTEGRA」「DURA-ACE」などあります。

ロードバイク沼にはまった人はコンポーネントをグレードアップさせて楽しんでますね。

細いタイヤサイズ

タイヤサイズ表記

ロードバイクのタイヤは細いです。

タイヤサイズの言い方としてよく「700×25C」など表記されますが、これはタイヤの外径が700㎜で幅が25㎜という意味です。

ロードバイクは23㎜~25㎜が多く、太いものでも28㎜です。

ママチャリのタイヤ幅が約35㎜なのでとても細いです。

反面パンクを避けるために小石などに気を付けて走行する必要があります。

フレームが超軽量・ハンドリングがキビキビしたフレームのジオメトリー

ホイールベースの説明図

フレームの素材はカーボン・アルミ・クロモリ等あり、重量がかなり軽く作られています。

完成車の状態で10㎏切っているものが多く、疲れにくいと言われるのはこの軽さのおかげでもあります。

またロードバイクはコーナリングやストレートを速いスピードで走れるように設計されています。

そのためフレームのジオメトリー(形状)が違います。

大きく違うのはホイールベースでしょう。

ロードバイクはホイールベースが短く設計されていることが多く、そのため曲がりやすくなっています。

クロスバイクの特徴

  • フラットバーハンドル
  • マウンテンバイク用コンポーネント搭載
  • 少し太めのタイヤ幅
  • 安定した乗り味のフレームジオメトリー

フラットバーハンドル

クロスバイクのフラットバーハンドル

クロスバイクはフラットバーハンドルが取り付けられています。

ブレーキやシフトレバーがシティサイクルと同じような形状なので、特に練習も必要なくすぐに操作できるでしょう。

ドロップハンドルよりも上体がおきた姿勢になります。

マウンテンバイク用コンポーネント搭載

コンポーネントはマウンテンバイク用コンポーネントが搭載されていることが多いです。

クロスバイクはマウンテンバイクとロードバイクの中間に位置した自転車です。

高速走行に加えどんな道も走れることも重視していることから、マウンテンバイク用のものが採用されています。

よく採用されているのはTourneyやDEOREが多いです。

少し太めのタイヤ幅

クロスバイクは28㎜のタイヤ幅が多く、ロードバイクよりも太めの幅が多いです。

タイヤ幅が太めだと路面抵抗は大きくなりますが、車体が安定させやすく、パンクもしにくい利点があります。

まあまあ軽めのフレーム・安定した乗り味のフレームジオメトリー

クロスバイクは素材がアルミ・クロモリが多く、だいたい完成車の状態で10㎏~13㎏です。

ロードバイクとマウンテンバイクの中間の立ち位置ですので、安定性も重視されています。

ロードバイクよりもホイールベースが長めに設計されているため、乗り心地や安定性が向上しています。

違いのまとめ

  • ハンドルはドロップハンドルかフラットバーハンドル
  • コンポーネントはロードバイク用かマウンテンバイク用
  • タイヤ幅はロードバイクは高速走行のために細め、クロスバイクは安定走行のため太め
  • 重さはロードバイクは10㎏以下、クロスバイクは10~13㎏
  • フレームジオメトリーはロードバイクがクイックな乗り味、クロスバイクは安定した乗り味




初心者はクロスバイク?上級者になったらロードバイク?

上記のようにロードバイクはタイヤ幅やフレームジオメトリーからキビキビした乗り味で、クロスバイクは安定性重視な乗り味であるのは確かです。

ですが初心者のかたは全然ロードバイクに乗れるし、好きな方を選んでほしいと思います。

根拠は普段運動しない、運動神経がそこまで良くもない私がぶっつけで乗れたからです(笑)

ロードバイクもクロスバイクもどちらも楽しいので、遠慮することなく見た目で好きな方を選んでください!



自分の乗り方はどちらに合っているか

ロードバイクのドロップハンドルは、握り方が変えられたり前傾姿勢で空気抵抗が少なくできたりと疲れにくいサイクリングができます。

長距離走行に向いているため、サイクリングで旅行がしたいや自転車で行ったことがないところに行ってみたいと思っている人は向いていると思います。

対してクロスバイクは多少の悪路も走れることからパンクとか気にせず走りたいと思っている方におすすめです。

こちらもフレームが軽く、前傾姿勢気味であることから長距離走行は十分にできます。

またスタンドやフェンダーなど後付けのパーツがつけられるようになっていることが多いため、普段使いに向いています。



まとめ

一言でまとめると、

見た目が好きなのを選ぶべき!

です。

両方乗ったことがありますが、どちらもそれぞれいいところはあります。

サイクリングを続けられるのは自分の相棒として愛着がわくかどうかだと思います。

好きな自転車を買って、いろいろなところに行って、思い出を作ってほしいと思います。

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