サイクリングでのどが渇いてきた時に、夏は冷たくて冬はあったかい飲み物が飲みたいですよね。
サイクリング用のボトルはいろいろあり、プラ製のものがほとんどです。
私は多少値段が高くても、いつでも飲み物が飲みたくてこのボトルを購入しました。
夏と冬に使用しましたが、保温性能が高く、これのおかげで快適にサイクリングすることができました。
半年間使用してきましたので、ここでレビューしたいと思います。
外観
このボトルは飲み口が露出していなく、ワンタッチで開くキャップ部分があり、それに誤作動防止のロックが付いています。
操作方法としては、ロックを下側に降ろし、ボタンを押すことでキャップ部分がバネで開いて飲むことができます。
持つ部分はゴムのバンドがあるために滑りにくくなっています。
また本体はさび防止塗装がされているため、つるつるではなく少しざらざらしています。
操作方法
誤操作防止のためにロックがあり、それをまず下に下げて解除します。
次にロック内側にあるボタンを押すと、バネにより自動的に開いて飲み口が現れます。
飲み口がマグタイプですので、キャップが開いてしまうと中身がめちゃくちゃ漏れます。
ロックはしておいた方がいいですが、毎回解除が邪魔ならしなくてもいいと思います。
大きさ・容量・重さ
大きさ
大きさはメーカー説明より、25.4㎝×8㎝×8㎝となっています。
直径はほかのボトルと同じですが、高さが少し高めになっています。
ボトルをダウンチューブのケージに入れてフレームバッグを付けると、バッグの形状によってはボトルがバッグにあたる可能性があります。
斜めに取り出すタイプのケージだと問題ないですが、まっすぐ引き抜くケージだときついかもしれません。
容量
メーカー説明によると、内容量は0.58Lになっています。
500mlペットボトルのドリンクはもちろん入ります。
内容量は0.58mlですが、たまに600mlに増量しているペットボトルドリンクを入れてもあふれずに入るので、ちょうどいい大きさかと思います。
重さ
重さは280gです。
一般的なプラ製のボトルだと約100gですので、少し重いです。
これは保温性能のための重さですね。
構造
飲み口部分は分解して洗浄することができ、衛生的です。
キャップ部分・飲み口・飲み口につける漏れ防止のシリコン製リングです。
キャップのゴム部が飲み口に当たって密閉する構造です。
逆さまにしたり振ったりしても中身が出てくることはありません。
保温性能
冷蔵庫から出した約5℃の水、熱した約70℃のお湯が6時間後にどれだけ保温されるのか実験してみました。
どちらとも気温は約20℃~25℃です。
冷水時の保温力は大きく、6時間経っている状態でも2℃ちょっとしか上がっていません。
温水時は10℃ちょっと下がってしまいましたが、熱はそこまで逃げておらず、まだまだあったかいと言える温度です。
ロングライドの休憩で、冷たい飲み物・あったかい飲み物どちらとも楽しめる保温性能だと思います。
耐久性
半年間使用していますが、部品の破損はなく、十分使えています。
ダウンチューブのボトルケージに差してつかっているためか、小石などで塗装が若干削れてきました。
さび防止の塗装が削れているのですが、さびは全く出ていません。
製品としては安っぽい感じはなく、しっかりしていると思います。
その他のメリットデメリット
一般的なボトルケージは飲み口が露出していますが、これはキャップ部分があるために、飲み口が汚れません。
ですので中に砂が入ることはないです。
しかし逆にこれはキャップを開ける作業が入るので、乗車中の水分補給はしにくいというデメリットになります。
自転車から降りての休憩ならいいですが、トレーニングやレースでは使いにくいと思います。
まとめ
今回はサーモスのFJF-580 真空断熱ケータイマグについて、半年間使用しレビューしました。
レース向けではなく、どちらかというとゆるポタ的な使い方が向いているボトルだと思います。
保温性能が高いので好きなソフトドリンクを入れて、出先の休憩で飲むととても快適です。
夏・冬どちらも使えるボトルで快適なサイクリングを楽しみましょう!