みなさん、サイクリングは楽しんでますか?
できればサイクリングは気分よく走って終わりたいものです。
ですがロードバイクやクロスバイクはタイヤが細く、パンクすることがよくあります。
気分爽快でサイクリング中に小石などを踏んだり、速い速度で段差に乗り上げたりしてパンクして修理ができないと一日つぶれてしまいます。
もし修理ができたらそこからサイクリングを再開することができます。
慣れてくると交換チューブがあれば交換するだけですので15分ほどでできると思います。
この記事を読むことで以下の点が分かるようになります。
この記事を読むことでわかること
・ロードバイク、クロスバイクのタイヤの外し方、チューブ交換の方法が分かる
必要なもの
タイヤの取り外しとチューブ交換で必要なものは、
- 新品チューブ
- タイヤレバー2個
- 空気入れ
になります。
タイヤレバーについては、タイヤの側面が柔らかい場合は無くても外すことができます。
しかしタイヤの種類によっては固いものもあり、それについてはとてもじゃないですが素手で外すことはできません。
値段的にも高いものじゃないので、用意しておいた方が無難です。
空気入れは家ではフロアポンプがいいのですが、普段は携帯できる携帯式ポンプ、もしくはCO2ボンベを持っていきましょう。
タイヤの取り外し・チューブ交換方法
バルブコアを押して空気を抜く
まずはタイヤ内の空気を抜きましょう。
バルブの先端を緩め、コアを押して空気を全部抜きます。
バルブを閉める
バルブを閉めましょう。
リムにタイヤがはまっているので外していく(バルブの反対側から)
タイヤが柔らかいと手で外せていけるのですが、タイヤの種類によっては固くて素手で外すことはできません。
その場合はタイヤレバーを使って外すことになります。
タイヤレバーの先端をタイヤの縁にひっかけてホイールのリムを支点にして、てこの原理でタイヤを持ち上げます。
タイヤレバーが2本あると、図のようにスポークをひっかけた状態にでき、もう1本を両手を使って作業できます。
2か所目は1か所目の5センチほど離れたところがいいでしょう。
離れすぎてるとタイヤを持ち上げたときにリムに大きな力がかかって、カーボンホイールだと割れてしまう可能性もあります。
反対側のタイヤも外す
タイヤの片側を全周リムから外せたら、反対側も同じ要領で外しましょう。
タイヤをつまんで上に引き上げ、タイヤをリムから外す
タイヤをつまんで上に引き上げながら横にひねりますと、タイヤとチューブがホイールから外れます。
タイヤ・チューブを完全に外す
タイヤとチューブをホイールから完全に外します。
これで外す工程は終わりです。
新品チューブを用意しましょう。
バルブ口とタイヤロゴを合わせる
ここから取り付けの工程です。
バルブ口とタイヤロゴが合っているとのちのち見栄えが良くなりますので合わせます。
ホイールにタイヤをはめていく(タイヤの片側をリムの内側にはめる)
ホイールにタイヤをはめていきます。
タイヤの片側のみホイールにはめます。
はめるのが固い場合はタイヤレバーを使いましょう。
今度はホイールとタイヤの間にタイヤレバーの先端をひっかけ、持ち上げてリムの内側に入れます。
チューブに少しだけ空気を入れる
用意したチューブに少しだけ空気を入れましょう。
空気が入っていないと、ふにゃふにゃしすぎてチューブを入れるときに折れて入れにくいためです
はまっていない方のタイヤをめくりバルブを差し込む
はまっていない方のタイヤを持ち上げて、チューブのバルブを差し込みます。
チューブを全周入れていく
タイヤの内側にチューブが入るように、全周入れていきます。
このときにチューブがはみ出さないようにしましょう
タイヤをもんでチューブをなじませる
入れたばかりだとチューブがねじれてるかもしれません。
タイヤをもんでチューブをなじませましょう。
はまっていないタイヤをリムにはめていく
はまっていない反対側のタイヤをホイールに入れ込んでいきます。
こちらも固い場合はタイヤレバーを使いましょう
バルブを押し上げてチューブ嚙みこみを防ぐ
バルブ周辺はチューブが噛みこむことがあります。
これを防ぐために、バルブをしたから押し上げて噛みこみを防ぎます。
タイヤをめくりタイヤとリムにチューブが挟まっていないことを確認する
タイヤをめくってチューブがはみ出していないことを全周確認します。
はみ出したまま空気を入れるとチューブが破れてしまいます。
めくったときにホイールに張り付けているリムテープが見えていればOKです。
バルブのナットを取り付ける
バルブのナットを取り付けましょう。
空気を入れる
空気を規定値まで入れましょう。
入れる際に破裂音のような音がしますが、タイヤのビードがリムにはまった音ですので問題ありません
空気漏れがないか確認する
耳をすまして空気漏れがないか確認しましょう。
漏れていなければこれで終了です。
まとめ
この記事ではタイヤの取り外し方法・チューブ交換方法をご紹介しました。
気を付けないといけないことは、新しいチューブがタイヤとリムに挟まったり、バルブ口でチューブが挟まったりするとパンクしてしまうことです。
何度も繰り返し行うことで作業スピードが速くなり、サイクリング中にパンクが起きたとしても、いち早く復帰することができます。
慣れないうちは家で練習することをお勧めします。