ロードバイクのカスタムは楽しみの一つですよね!
見た目が変わるとめちゃくちゃ気分が上がります。
その中でも簡単な部類に入る『プーリー交換』の方法を解説していきます。
注意点として、プーリー交換自体は簡単なのですが変速性能が落ちることがあります。
その場合はプーリーを元に戻せば直りますので、気軽に交換してみてください!
プーリー交換で必要な工具
プーリー交換で必要な工具は下記です。
ポイント
- 3㎜の六角レンチ
- 3㎜のトルクレンチ
今回は自転車を裏返して後輪を外しますので、それを外す工具もまた別途必要です。
プーリー交換の作業手順
プーリー交換は下記の順序で作業していきます。
自転車を裏返して後輪を外す
今回は自転車を裏返し、後輪を外してから作業します。
別記事で外す作業を行ってますので参考にしてみてください。
下図は後輪を外した状態です。
ガイドプーリーをはずす
3㎜の六角レンチで下図のボルトを緩めて外します。
ボルトは再使用しますので無くさないようにしましょう。
ボルトを取るとガイドプーリーが落ちるので注意してください。
テンションプーリーをはずす
テンションプーリーは反対側のボルトを外すと取れます。
緩めるとプレートが落下し、ボルトを外すとテンションプーリーとチェーンが落下しますので注意してください。
またこちらもボルトは再使用しますので紛失厳禁でお願いします。
外したついでに周辺を清掃しましょう。
新しいテンションプーリーとプレートを取り付ける
取り付けは外した逆の手順です。
回転方向がある場合はプーリーに矢印がありますので、注意して取り付けましょう。
ボルトは緩めに締めて、仮締めにしておきます。
新しいガイドプーリーを取り付ける
チェーンの取り回しに気を付けてガイドプーリーを取り付けます。
こちらもプーリーの回転方向がある場合は気を付けましょう。
こちらもボルトは仮締めで締めます。
トルクレンチで本締めする
最後にトルクレンチに3㎜の六角ソケットを付けて、本締めします。
締め付けトルクは『2.5~5N・m』です。
後輪を付けて変速に問題ないか確認する
後輪を付けてリアディレイラーの変速を行い、問題なくできるか確認します。
もし問題あるのならプーリーを元に戻すか、リアディレイラーの調整を行いましょう。
以上が交換作業になります。
お疲れさまでした!
まとめ
今回はプーリー交換の方法を解説しました。
特に難しくはありませんが、プーリーが合わないとディレイラー調整が必要になるかもしれません。
初心者の方で下手にディレイラー調整を行うと泥沼にはまって元に戻せなくなりますので、あらかじめ元に戻せるようにして練習しておいた方がいいかもしれません。
ぜひチャレンジしてみてください!